昨年よりオリンピック特需、消費税増税前の駆け込みで建築に纏わる職人さんの不足が取り沙汰されていますが、最近は建築関連資材の値上げが増えてきました。
原材料費の高騰が原因との事ですが、世界的に見ても原材料の需要は増加の一途で、これからも値上げが続くと考えられます。
当然の事ながら、建築工事費も値上がりする訳ですが、建築関連資材の値上げ分だけ上昇する訳では無いようです。

工期にもよりますが工事期間中の資材値上がりリスク分を見込んで建築費を算出する為、実勢価格以上の値上がり率となります。
バブル期、中国の重要増による鉄資材の高騰期、国内の震災復興期と大きく建築費が高騰した時期がありましたが、建築業界では原材料費や資材の値上げ要因が沈静化してから１年位のタイムラグを見て、建築費が下がって行く傾向の様です。

今回は過去の高騰程ではありませんが、じわじわと建築費の値上がりと価格の固定化になるかもしれません。