現場のプロが語る不動産投資の市場と
運営のコツ!をお届けします。
2018/10/10
当然ながら不動産投資を始めるには、それなりにまとまった資金が必要です。
例えば一棟もののマンションを購入するとなると数千万~数億円の予算が必要になります。
サラリーマンの方の多くは、それほどの自己資金をお持ちではないはずです。
しかし、「自分の年収では、数億円単位のお金を借りるなんて絶対無理」と最初からあきらめてしまう人が殆どではないでしょうか?
結論から言うと、例えどんなに年収が少ない人でも「属性」によっては数億円単位の融資を受けられる可能性があります。
金融機関が融資を決めるとき重視する点は、
① 物件の収益性(借り入れに対する利回り)
② 物件の保全性(土地・建物の担保価値)
③ 買主の属性
の三点を挙げることができます。
① の収益性は文字通り、貸したお金でどれだけの利回りを期待できるか。
② の保全性は、もし借主が借り入れを返済できなくなった場合、担保となる物件が「すぐにいくらで売れるか」と言う評価の事。
③ の属性とは、買主の信用力を裏付けるプロフィールの事で、勤務先・自己資金・年収・資産背景などです。
30年以上不動産に携わってきた私の実感としては、収益性が20%、保全性が30%属性が50%と言ったところだと思います。
もちろん個々の金融機関によって割合は異なりますし、時代背景・経済状況によっても異なりますが、属性が最も重視される傾向はいつの時代でも変わりません。
属性の中でも年収が最も重要と思われがちですが、例え少なくても他の項目で信用力が十分カバーできると判断されれば融資は実行されます。
例えば資産背景で、すでに資産価値の高い不動産を持っている、あるいは都内に住んでいる両親の戸建てをいずれ相続を受ける。
又、ご夫婦ともに公務員などと言った場合は、思いのほか融資が受けられます。
さらにまだマイホームを取得しておらず、他の借り入れがないといった場合もプラス材料として判断されるでしょう。
最近では、20代の若さで2億~3億の借り入れを行い一棟もののマンションを所有するオーナーさんも少なくありません。
例え年収が少なくても、そのほかの属性が評価されて、借り入れを受けられるチャンスはあります。
あきらめることなく、是非チャレンジしてみてください。
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