【師走】の名の通り、何かと慌ただしい毎日になって参りました。
皆様は如何お過ごしでしょうか？？

年末恒例の税制改正大綱の発表がありました。
年収の高いサラリーマンへの増税路線は明らかで、今回は年収850万円を超える会社員が所得増税です。
取りやすくて反発の少ない層から増税していく方向は、今後益々進んで行くのでは無いでしょうか？

2015年の統計資料によると、年収1000万円を超える層は209万人で4.3％、その層が所得税額4兆4298億円、
全体の50.2％の所得税を負担しています。プラス「裏の税金」である（私はそう思っています）
社会保険料の値上げも、2004年から2017年で25.14％から31％への値上げでした。
ここは労使折半でジワジワと、気が付いたら上がっていたと言う感じではないでしょうか？
これでは、高所得の給与所得者は実際に給与が上がっても、手取りがそれほど増えずにあまり、実感が出来ないかもしれませんね。
この傾向は今後益々強くなって続いていくように思います。

高所得の人が、不動産投資を効率的にするためにプライベートカンパニーを持つことお勧めした、
「プライベートカンパニーを活用して不動産投資をしよう！」を発刊したのが2011年でしたが、
その後益々、法人と個人の税金格差が開いてきています。

不動産投資をするしないは別として、サラリーマンの顔と、プライベートカンパニーの顔を2つ持つ生き方も、
今後日本社会をサバイブする上で検討する価値は十分にあるように思います。

お時間があれば、この冬期休暇の間にでもお考えになられたら如何でしょうか！？

それでは、よいお年をお迎えください。